<前回までのあらすじ>
仔うさぎを飼い始めて1ヶ月、うさぎ初心者の飼い主は健康診断のため、あきちゃんを動物病院に連れて行くことにしました。
兎さらいのごとくあきちゃんをキャリーバッグに詰め込んだ飼い主は動物病院へ。
そこには(あきちゃんにとって)恐怖の診察が待っていました。
診察が無事終わり、ほっとした一匹と一羽の間に立ちはだかった障壁とは!?(詳しい経緯は昨日と一昨日のエントリーをご覧ください)
<本編>
診察が終わり、再びあきちゃんをキャリーバッグに詰め込んだ飼い主はようやく自宅に帰りました。
なんとか無事終わって良かったねー、さ、あきちゃん出ておいで。

キャリーバッグを開けても恐怖のあまり固まったままのあきちゃん。
固まったままバッグから出てこないので出してあげると、一目散で飼い主のベッドの下に逃げ込んでいきました。
「もしかして人間不信になったかも?」
ちょっと本気で心配しました。
あきちゃんにとっては慣れないキャリーバッグで移動すること、動物病院で知らない人に触られることがとても怖かったんでしょう。
今日のことがトラウマにならなければいいのにな、と心配しながらあきちゃんがベッドの下から出てくるのを待つことにしました。
そして、待つこと10分。
まだ出てこない。
もしかしてずーっとベッドの下に隠れてるつもり? それはまずい。
ベッドの下で用足したり、このままご飯食べなかったりしたら、さすがにまずい。
ベッドの下を覗き込んで「あきちゃーん出ておいでー」と何度か声をかけてみました。

するとのっそり出てきたあきちゃん。よかった、飼い主のことは怖がってないみたい。
ちょっとだけ落ち着いたのか部屋の中で遊び始めましたが・・・
なんなのそのへっぴり腰。いつもならものすごいスピードで走るか、ぴょんぴょん楽しそうに跳び回るのに
ぴょこたんぴょこたんと注意深く、へっぴり腰なあきちゃん。
どうやら知らない家に連れてこられたんじゃないか?と警戒してたみたいです。
私より嗅覚が優れてるくせに、1ヶ月も住んでた家が分からないってどういうこと?
(それだけショックが大きかったのね・・・)

さらに、何を思ったのか
親の仇を討つかのような勢いでキャリーバッグに襲いかかるあきちゃん。(八つ当たり?)
あきちゃん、兎相(人相?)が変わってるよ! なんて顔してるの。(そしてキャリーバッグに罪はないのよー)
姫、ご乱心?(そして姫、換毛期なので女の子なのにおヒゲが・・・)
なだめすかして、姫のご機嫌を取る使用人その1。(=飼い主)
そして、家に帰って2時間後、ようやく落ち着いていつものあきちゃんに戻りました^^

今日はたくさん怖い目にあわせてごめんね。
でも、あきちゃんを怖がらせようと思ったんじゃなくて、
あきちゃんの身体のことを思ってしたんだよ。
あきちゃんが病気にかかってなくてほっとしたよ。
怖いのに我慢してえらかったね。
明日からはいつもと同じ毎日だからもう大丈夫だよ。
お疲れ様、あきちゃん。明日からもよろしくね。
<はじめての病院物語・完>
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(家に帰って2時間ほどビビリまくって挙動不審なあきちゃんだったけど、今は落ち着いていつも通りのあきちゃんなのでご安心ください^^ でも、今回の件であきちゃんの繊細さを思い知りました;)
今日も予約投稿なのでコメント返しはちょっとだけお待ちください。
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